![]() とある計画を練った僕がとった行動は「真夜中の学校」での待ち合わせ。 物音をたてないようにそっと歩いているが「カツッカツッ」と自分の足音が響く。 「トンッ」と鈍い音がどこからか聞こえた。 何故か自然と足早になる。その精か 胸が高鳴り、力の入った拳がじんわりと汗ばむ。 誰もいない建物はかなり不気味なモノがある。 この静寂に耐えられなくなった僕は四階まで一気に駆け上がった。 はぁはぁ…と息も絶え絶えに教室に入り 今日の帰り際、教室の机に隠していたモノを漁る。 「あった!」 震える手をもう片方の手で押さえ、急いで待ち合わせに場所に行こうと 階段を下りるとそこには見慣れない二人がいた。 |